Emulator X バージョン1.5.2には、以下の機能追加およびバグフィックスが含まれています:
追加された機能:
&各Voice毎に最大発音数を設定することで効率的なプリセットを作成することができるPoly Assign Key Groups機能を追加
&同一Voice上で複数のサンプルを順に繰り返し使用することで、よりリアルかつ自然なサウンドを再生できるCycle Groups機能を追加
&VSTiでの起動時、入力されるMIDIノートオンメッセージはサンプルアキュレートで再生されます
&MIDIオールサウンドオフコマンドをエフェクトプロセッサへ適用
&ヘッドルーム設定の初期設定値を-15dBから-7dBへ変更
バグフィックス:
&Acquire、およびPreset Export Fileダイアログボックスでディレクトリが固定される問題を解決
&プリセット/サンプル/マルチセットアップのIDに65536以上を入力した際にエラーが表示されず、低い番号が設定される問題を解決(IDの上限は32766となります)
&"Multisetup"メニューの"Effects Templates"が適切に機能しない問題を解決
&オブジェクトを選択するダイアログボックスにおいて"none"を選択した際のオーディションの問題を解決
&"Multisetup"メニューに"Organize Templates"オプションを追加
・オブジェクトを選択するダイアログボックスにおいてプリセットのオーディションを行うことでバンクの保存が必要になる問題を解決
・VSTiとして起動した後に発生するバンクアイコンの問題を解決
必要な動作環境:
Microsoft® Windows® XP SP1またはWindows 2000 SP4またはそれ以上
Creative Professional Emulator® X、Emulator X Studioデスクトップサンプリングシステム
E-MU Emulator Xバージョン1.5.2には、以前のリリースでの改良点と変更点を含みます:
アプリケーション更新履歴
V1.5.1リリースの変更点
追加された機能:
&任意のMIDIノートでプリセット内のVoiceを切り替えることができるKeyboard CC機能を追加(この機能によりGigaSamplerフォーマットへの対応がより改善されました)
バグフィックス:
&Assign GroupをPolyに設定したVoiceがMonoモードで発音される問題を解決
&VoiceのパッチコードにおいてClock Sourceが適切でないノート番号になっていた問題を解決
&Multisetup画面のシングルプリセットビューモードにおいてプリセットスクロール時にアプリケーションがクラッシュする問題を解決
&Voices and Zones画面でVoiceを結合した際にパラメータ値が変更される問題を解決
&外部クロックソースに同期している際にDelay(BPM)エフェクトにおいてノイズが発生する問題を解決
&PatchMix DSPミキサー上でサンプリング周波数を変更した際にアプリケーションがクラッシュする問題を解決
&Cubase LEおよびCubase SXにおいて再生タイミングが不安定になる問題を解決
・エフェクトプラグインのwet/mixパラメータをモジュレーションした際にノイズが発生する問題を解決
V1.5リリースの変更点
追加された機能:
プリセット毎に個別、またはマルチセットアップでグローバルに使用可能な、19エフェクトアルゴリズムを持つソフトウェアエフェクトエンジンの統合
ハードディスクからのプリセット / サンプルのオーディション機能の追加
サンプルエディターで、様々なキーにおいてのMIDIサンプルオーディション機能の追加
プリセットを素早く簡単にブラウズ可能なシングルビューモードの追加
PolyモードおよびOmniモードの追加
サンプルズームのショートカットボタンの追加
プリセットやサンプルのマージ操作の"Undo"をサポートbr> Voice全体の設定をテンプレートとして保存することが可能
"Quad"(4x全音符)、および"Octal"(8x全音符) クロックモジュレーションの追加
Voiceグループの番号が99まで増加
選択したVoiceを一括してグループ化する"New Group"機能の追加
現在選択しているVoiceと同じグループのVoiceを一括して選択する"Select Group N"機能の追加
SafeDisc®による認証がアプリケーションインストール後の最初の起動時のみ発生し、複数回発生しないよう変更
バグフィックス:
ソロモードにおいて複数のノートが演奏される問題を解決
ディスクストリーミングしているサンプルのスタートポイント調節時にアプリケーションがクラッシュする問題を解決
Voiceのコピー時にアプリケーションがクラッシュする問題を解決
サンプルインポートのUndo時にアプリケーションがクラッシュする問題を解決
様々なサードパーティ製サウンドカードによって、ツリー内のSystemタブをクリックした時に強制終了する問題を解決
VSTインストゥルメント時にバッファサイズが変更されない問題を解決
サンプルエディターでサンプルループを有効にした後にトランケートした際、ループクロスフェードが機能しない問題を解決
コンバートしたAkai S5000バンクがEmulator Xでの演奏時にクラッシュする問題を解決
インポートした.wavファイルがループ情報を保持していない問題を解決
Emulator Xのサンプリング周波数がPatchMix DSPミキサーでの設定に準じない問題を解決
"Acquire Sample..."で非常に長いサンプルの取得時にアプリケーションがクラッシュする問題を解決
その他、沢山の細かなバグが解決 / 改善されています
V1.01 リリースの変更点
インストーラーフィックス:
SyncドーターカードによってEmulator X Studioと適切に認識されないORクライアントの問題を解決
File Converterフィックス:
このリリースでは以下のカテゴリーでリストアップしている非常に沢山の修正がなれています
Akaiフォーマット:
Akaiフォーマットに関する問題、主に正しいプリセットパラメータのインポートに関する問題を解決
HALionフォーマット:
幾つかの16bit HALionフォーマットにおいてクリックノイズが混入する問題を解決
HALionサンプルをローカルハードディスクに保存する際のロケーティングを改良
HALionフォーマットのエンベロープの問題を解決
変換ミスやクラッシュが発生する幾つかの問題を解決
ブラウザ:
Windows XPシステム上において、稀にクラッシュする問題を解決
一般的な問題:
24bitインプットから浮動小数点ファイルをアウトプットする際の問題を修正
ADSRタイムに関するエラーを修正
Glideおよびフィクスドピッチのサポートの追加
LFOパラメータのサポートの追加
フィルタータイプの変換エラーを修正
EIII/Esiフォーマット:
EIIIモジュレーション変換アルゴリズムが完全に作り直されました
パッチコードが次の値に設定されていた際に、アマウントにクリップした値が入力される問題を修正:
Vel->Amp、Vel->Fc、FilterEnv->Fc
ループされていないモノラルサンプルエンドにクリックが発生する問題を修正
エンベロープホールドセグメントの変換を追加
フィルターレゾナンスがXX.0%のように整数の値%として表示されるよう修正
ESi auxエンベロープ変換を追加
ESiピッチモジュレーションレンジの問題を修正(EOSインポートと同一)
ESiフォーマットはセカンダリVoiceより先にプライマリVoiceを変換するよう修正
ESi LFOディレイタイムの変換を追加
EIIIエンベロープタイムがより正確に変換されるように修正
ESiフィルターフリケンシー変換の修正(EOSインポートと同一)
ESi LFOは常時key-syncとなるよう修正
ESiの{pri,sec}レイヤーがVoiceグループナンバー{1,2}へ変換されるよう修正
ESi Glideレート変換の追加(EOSインポートと同一)
ESiフォーマットのピッチベンド変換を修正
ESiフィルターエンベロープをオリジナルEIIIの値へ近づけるよう修正
ESiフィルターは2ポールから4ポールに変換
ESiフィルターQの変換を修正
ESi LFOフリケンシーテーブルを変更
EIIIモジュレーションソースMIDI_AおよびMIDI_Bが正しく変換されるよう修正