どんなアプリケーションでASIOドライバの能力を活用できますか?

Sound Blaster Audigy PlatinumにバンドルされているSteinberg社のCubasis VSTの特別版です。このソフトウェアでSound Blaster Audigy ASIO ドライバの主要機能を活用できます。中でも特に便利なものは、ソフトウェアだけのエフェクトに頼らず、目立たないオーディオトラックをAudigyのエフェクトパスに直接転送する機能です。

例えば、AudigyのJazz Club リバーブ効果をドラムループとボーカルにだけ採用するとします。そのチャンネルの出力をAudigy のエフェクトパスに送ることができます。ASIOドライバは チャンネルの出力からエフェクトの入力までの道を作り上げます。Sound Blaster Audigy のDSPを利用して、 CPUのサイクルを節約しながら、リアルタイムにEAXオーディオエフェクトがお楽しみいただけます。

Sound Blaster ASIO ドライバは、ソフトウェアのシンセサイザーやMIDIキーボードを使うと、驚くほど低いレイテンシーを実現します。オーディオハードウェア用にASIO ドライバが無い場合、キーボードをたたいてから実際にそれが音になって聞こえるまでの遅延時間は長くなります。Propellerheadの"Reason" のようなアプリケーションは、Sound Blaster Audigy ASIOドライバを使うことでパフォーマンスが向上します。アプリケーションが直接ハードウェアに働きかけるので、レイテンシーが低くなります。そのため、ソフトウェアシンセ の有用性が増し、リアルタイムの録音、再生が実現します。 同様に、ライン入力で楽器の録音をすると、入力音源がハードディスクに録音される際に遅延時間なくモニターできます。
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