<題目> 標準的にインストールされた Windows 98 (4.10.1998)環境下において設定出来るサンプリングレートの上限は、[44.1kHz
/ 16Bit / Stereo]になっています。
Windows 98のバージョンが、4.10.1998の場合、下記の方法で[48kHz /
16Bit / Stereo]のサンプリングレートを追加することが出来ます。
<概略> Windows 98のインストールCDに収録されているMicrosoft NetShow Player 2.0をインストールする。
このMicrosoft NetShow Player 2.0は、通常のWindows 98のインストールでは、インストールされていません。
<説明>
Microsoft NetShow Player 2.0のインストール方法は、以下の通りです。
- [スタート]→[設定(S)]→[コントロールパネル(C)]
- コントロールパネルが表示されたら、
"アプリケーションの追加と削除"アイコンをダブルクリックします。
- アプリケーションの追加と削除のプロパティが起動したら、
"Windows ファイル"タブを選択します。
- "マルチメディア"を選択して、[詳細(D)]ボタンをクリックします。
- Microsoft NetShow Player 2.0を選択(□にチェックを入れて)[OK]ボタンをクリックします。
- アプリケーションの追加と削除のプロパティに戻ります。
Windows 98のCD-ROMをCD-ROMドライブに入れて、準備が出来たら、[適用(A)]ボタンをクリックします。
- ファイルのコピーが終わったら、[OK]ボタンをクリックします。
- Microsoft NetShow Player 2.0のインストールの終了です。
■注意■
-その1-
新しいバージョンのMedia Playerがインストールされている環境では、 リストにMicrosoft NetShow Player 2.0の項目が表示されないため、Microsoft NetShow Player 2.0のインストールが出来ない場合があります。
このような場合には、すでにインストールされているMedia Playerをアンインストールすれば、Microsoft
NetShow Player 2.0の項目が表示されるようになります。
-その2-
Microsoft NetShow Player 2.0を一度インストールすれば、オーディオ圧縮Codecs自体は保存されますので、Microsoft
NetShow Player 2.0を削除しても[48kHz / 16Bit / Stereo]のサンプリングレートを使用することが可能です。
-その3-
バージョンが、4.10.1998 以外の Windows 98(例:Windows 98 Second
Edition 4.10.2222 A 等)や、あるいは、Windows 95 には、Windows の CD-ROMに Microsoft
NetShow Player 2.0 が収録されていません。 そのため、Windows の CD-ROM から Microsoft
NetShow Player 2.0 をインストールすることが出来ません。
このような場合には、Microsoft NetShow Player 2.0 を別途、単独で入手してインストールすることで、バージョンが、4.10.1998 の Windows
98 と同じように、[48kHz / 16Bit / Stereo]のサンプリングレートを使用することが可能になります。
-その4-
NetShow Player 2.0を入手できない場合には、(1999年8月23日現在)マイクロソフト社の NetShow Services 3.01 のダウンロードページから、Windows Media ツール(ファイル名は、NSTOOLS.EXE (x86用) )をダウンロードして入手してください。
Windows Media ツールをインストールすることで、オーディオ圧縮Codecs が追加され[48kHz / 16Bit / Stereo]のサンプリングレートを使用することが可能になります。
-その5-
弊社では、オーディオ圧縮 Codecs の追加方法に関して説明しているだけに過ぎません。
NetShow Player 2.0、NetShow Services 3.01、Windows Media ツールおよび、オーディオ圧縮Codecs に関する詳しいお問い合わせは、マイクロソフト株式会社宛てにお願いいたします。
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